以下すべてはオタクの駄文なので注意が必要
・実際に海を見た感想はひとつもなくただひたすら頭からおしりまでずっと海を見たいねっていう曲があって 物事のピークを切り取るバンドだとすごく分からされる曲
・冷たい頬がいちばん美しくて残酷で好きな曲だ 母音の響きまでメロディに無理なく寄り添って洗練されていながらなんでこんな歌詞書けんの
・「目を閉じてすぐ浮かびあがる人 ウミガメの頃すれ違っただけの」みたいな歌詞を書いてる人だと思いながら「また会えるよ 約束しなくても」を聴くとなんかもう時間スケールが壮大
・「まつげに風を受けながら」って防寒対策ばっちりで露出してるのは目だけみたいな冬の装いがありありと浮かぶ歌詞
・“リアルタイムで”まだまだ醒めない〜にガーンとなりたかった え!まだ!?みたいな
・夏が終わるって「終わった」じゃなく「終わる」なのがいい
・全曲が美的な普遍性と個人的な感情の縫い目だ
・91年の雑誌の見出し「実はこうだ。いやこうだ。いろんな形で捉えられる。それが理想。」その通りになってるがな
・ハヤテのコーラスの重なりで風が耳に吹きつけるのが分かる
・ここまで触れたということはここまでしか触れられないということだしどんなに深く感動しても本当の意味を作り手と共有できたことにはならない 届かないことそのものが美
・「みんなのもの」じゃなくて「私の曲」と思えるように作られているけど逆に、というかそれゆえに「誰のものでもない」感も漂っている その曲に込めた意味を知っているのは宇宙でただ1人だけ
・速度70%にしてコスモスを聴いて風が吹かない場所の川に浮かんだ枯れ草みたいになる
・《魔力の香りがする緑色のうた声》の長年の謎がとけそうだ「緑」はもともと色を表すほかに「新鮮でつややかな感じ」っていう本来の意味があって、つまりそういうこと…
・歩き出せ、クローバーとハヤテと快速のAメロの掴みはオッケー感
・推しという対象じゃなければ普通に動画とか発言とか画像とか声とか耳とか脚とか腰とかにいちいち注目して萌え(総括)!!!ってするの冷静になればやっぱただの変態でしかないだろ 推しとオタクという安心安全の距離感、ラブアンドピースやで
・RECYCLEでSPITZを反転させた表記、アウシュビッツの門の"ARBEIT MACHT FREI"のB
・まつ毛に風を受けながら(=たぶん厚着してて露出してるのが目だけだから)とか着飾った街とかイルミネーションとかから今度は冬がにおってくる、巡ってる、展開してる
・ちゃんとパンクなのよね今でも ずっと 桃も音がきらきらしてて全然泥臭くないようで歌詞は「人が見ればきっと笑い飛ばすようなよれよれの幸せを追いかけて」だもんな
・この前友だちと話してたことで、「自分はあの時この音楽に救われた」とかってよく言うけど実際音楽は個人にスポットを当てて「その人のために」生み出された訳がなくて、単なる所与に過ぎないけど、それでも救われてしまうんだよな、音楽に
・「素直になりたくて言葉を探す」ってすごい矛盾してるけど少年の青っぽさの残り香が美しい
・りありてぃ・ネズミの進化・野生のポルカ・オケラ・1987→・放浪カモメはどこまでも辺りで既存のイメージブチ抜かれろ
・名前をつけてやるって通しで聴いても39分しかなくて高円寺で古着みてるあいだに3回リピートできたの思い出した
・「おかしいよと言われてもいい ただ君のヌードをちゃんと見るまでは僕は死ねない」が「俺」じゃなく「僕」なの生々しい
・背負ってきた劣等感その使い方間違えんな っていうダークヒーロー的なバランスの良さ
・昔の曲ほどライブでの感動があるのは「その曲覚えてたんだ!」って嬉しくなるからなのが大きい気がする 変な話だけど
・桃のきらびやかさが異常なことが今日分かった きらきらでもなくちかちか、ぴかぴかでもなく圧倒的「きらびやか」
・寒い都会に降りても変わらず夏の花のままでいて〜 サンシャイン…でちょうど曲が終わる頃に新宿に着いたの美しかった
・惑星のかけら(アルバムのほう)で観念的に踊り狂う
・固い心「フワフワ」に変える だって これを聴いて分かった!スピッツはななめったロックだと
・よい作品に出会うと「嘘をつくのがうまいんだね」って嬉しくなっちゃう
・ほのほのこの部分がめちゃくちゃ刺さる理由が昨日道を歩いてるときに突然分かった こんなにも「君」を求めて叫んでいるのに意識が遠のいていくor僕が君から遠ざかってしまう感があるから 音の広がりで空間的な広がりも表現してしまっているから
・書きたいことを書くのは誰でもできることだと気づいた 私は自分の好きなものだけで自己表現してるような奴になりたくない
・胸が苦しくて苦しくて転がりまわってもまだ足りなくて100m以上の安全な斜面を必要としてる
・マリンスノーみたいな 名前は綺麗だけど正体は…っていう感じの曲ばっかりだ
・1stアルバムを一通り聴いたあとに見っけを聴いた 長い長い時を経て… 私は…耳でタイムスリップを…… …… …
・瞬きするほど長い季節が来て って100万分の1とかもう認識できないくらいに時間が圧縮されたみたい 動けないよ
・サンシャイン良すぎて涙出そうになって階段からころげ落ちそうになった
・スピッツのことでいろいろ言ったときスピッツの存在なしには何も言ってることにならないんですよね だから例えば〇〇は最高だと思う って言っても私自身はたぶん何を言ったことにもならない とか ところで「流された毒さえも甘い味がする 安上がりな幸でも今なら死ねる」って歌詞は最高だと思う
・いいよね?小さなネズミになる とか、力尽きたときはそのときで笑い飛ばしてよ とか、絶妙な情けなさ
・寂しい街で じゃなくて寂しいあの街で だから解釈が無限になって良い
・92年のナイフと2010年のナイフの変化に鳥肌立ってしまうよ
・ハチミツと君と暮らせたら の最初は☆ハッピー☆な感じなのに終わりはなんとなく不穏なのすごい わざとか?
・メリーゴーランド→等間隔で進むので追いかけても追いつけない
なのにずっとこのまま…だからすごい狂気的
・ゴミ袋で受けとめて とか君の手でもみくちゃに〜 とか 知らんぷりハート型のライター とか ハヤテの口笛がなんたらの歌詞とか絶妙に男の子女の子してる歌詞
・号外見てそれ知ってるー!ぜーんぶ知ってるよー!ってなった 神さまみたいな気持ちだ!お見通し!
・ハンティングナイフをバースデープレゼントとか生と死の象徴が交差してる ナイフをプレゼントする行為自体に相手との関係が切れるというメッセージ性があるっぽい(ソースはwiki)そうじゃなくても普通は贈らないと思うけど
関係ないけど古典文学の世界では男女間で秋に扇を交換するのはタブーで、なんでかというと扇はふつう秋になったら使わなくなって捨ててしまう=飽き(秋)が来て関係が切れてしまう という意味になっちゃうから らしい この前文学講義で習った
ナイフにでてくる国道20号はイチョウ並木がとても綺麗な場所でイチョウは秋の象徴と捉えると深読みしすぎか
・エバーグリーンな面ももちつつ現在進行形でまだまだ醒めない
・頬を触れることから察せられる距離感って絶妙すぎる しかも多分思い切って頬 思い切っても頬ですよ 全部多分ですけど
結論としては告白する前に終わっちゃった恋っていうイメージがある そして僕が君の頬を触れるという行為は親しいようでも友だちどまりみたいな距離感を感じさせる です 無理だろ
あと…泣いた後のほっぺって冷たいよね
・蝶の羽が起こすくらいの 弱い風受けて って歌詞些細すぎる
・武器を捨てて僕はここにいる 目蓋の内側で生きている くすぐる風に運ばれるまま眺めた夕暮れ←美しすぎて、こんな詩が書けるなら!この身を捧げてもいい
・海を見に行こう、何度聴いても聴き手としては結局海を見に行ったか分からないのが巧みだ
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